Latitude Complex

アクセスカウンタ

zoom RSS minolta HI-MATIC E

<<   作成日時 : 2007/09/10 22:20   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 7

「minolta HI-MATIC E見参!!(のはずが…)」で登場したminolta HI-MATIC Eです。
画像

この銀塩コンパクト機は、林檎狂さんやTAKEさんのBLOGで紹介されていますので、私のところでは紹介記事を割愛しようと思っていたのですが、使用したフイルムにキズが付くという問題点があり(汗)、どんな状態か皆様の参考になればと思い、紹介することにしました。

minolta HI-MATIC E…

KONICA MINOLTAの「ミノルタの歩み」によると、1971年発売の35mmEEプログラム式電子シャッターカメラとなっています。

クラカメ(クラシックカメラ)と言っても、機械式シャッターではなく、セイコー製の電子シャッターを搭載したプログラム機のため、基本的にはISO(ASA)の設定とピント合わせだけで撮影することができます。
画像

ピント合わせ(焦点調節)は二重像合致式のレンジファインダーですが、距離計像とファインダー像の境界がハッキリしませんので、虚像式レンジファインダーだと思われます。

境界のハッキリする実像式レンジファインダーだと、境界での像(線)のズレによるピント合わせもできるのですが…定価(当時28,000円)を考えると、実像式より安価な虚像式なのも納得がいきます。

ファインダー内には緑と赤のランプが点灯します…緑のランプはバッテリーのOKサイン、赤のランプは手振れ警告のようです。

このファインダー内のランプは、ほのぼの(ボヤァ〜か?)としながらも、とても綺麗に見えるのですがLEDなのかな?(電球のような気も(笑))…しかし、この時代のカメラは本当に作りが凝っていますね!
画像

ボディは金属パーツが多く、とてもカッチリした作りになっています…コンパクト機といってもかなり大型のボディで、重さも560g、現代デジタル一眼レフ入門機よりはるかに重かったりしますが、この重さは手振れを抑えるためには有効だったりします。

…が、先ほど書いたセイコー製シャッター(SEIKO ESF)、プログラム制御で2秒〜1/1000秒を叩き出すのですが、シャッターフィールが最悪…すでに記事で書いていますが、「ぐにぃ〜〜〜くしゅん…という非常に長いストロークの後に、シャッターが切れたんだか、切れていないんだか、分からない感触(汗)、使い慣れるまでは手振れを連発しそうです!
画像

ボディ背面を見ると、左からファインダー、中央にストロボ(フラッシュ)のAUTO/MANUAL切り替えスイッチがあります。

どうやらHI-MATIC Eは専用ストロボが用意されていたようで、そのストロボを使うとプログラムのまま、ストロボまで制御できたようです。
(HI-MATIC Eボディに対して、このストロボは見かけませんので入手は困難なのかな?…まあ、ストロボの電気的性質を考えると現存している固体(機体)も少ないと思うのですが…)

ボディ背面右側の小窓は、フイルム巻上げが順調に行われているとオレンジ色のベロ(?笑)が出てきます…そういえば、昔のカメラってこういったギミックがありましたよね!(笑

近現代の銀塩機はフイルムをポンと入れて、指定の箇所までフイルムを引き出して裏蓋を閉めれば、全自動でフイルムが巻き上げられ、ISOの設定まで行われますが、昔の銀塩機はフイルム装填時のトラブル(装填ミス)もありましたので、こういったギミックが付いていました。

このminolta HI-MATIC Eは爆発的に売れたようで、今でも数千円〜1万数千円(ブラックボディは高いです)で入手することが可能です。
画像

私がネットオークションで入手したボディは、綺麗な外見だったのですが、内部はやや汚れ気味…それでもモルトの劣化は見られませんでしたので、オークション出品のために簡単なメンテナンスは行った機体のようです(笑
(いや…それでも、本当にお安かったので、決して出品者に文句があるわけではございません!)

ただ、問題があるのがボディ内部の謎のキズ…撮影したフイルムにキズが付いてしまいます(涙
画像

最初は、なぜこんな所にキズがあるんだろうと思ったのですが…

我がクラカメ、旧カメのTOMO師匠(笑)のアドバイスによると、フイルムを入れっぱなしで長期間ほったらかしにすると、ボディ内部が腐食するという話…(汗

言われてみれば納得です…どう見ても何かを後から削り取ったようなキズ、どうやら腐食跡を工具で削り取ったようです(汗・汗
画像

ボディ底部も結構綺麗ですね…多分、三脚はあまり使われなかったようです。

裏蓋がボディ底部まで回り込むようなデザインになっていますので、ボディ底部もシルバーとブラックのツートンカラー、ちょっと変わったデザインになっています。

なぜこのようなデザインなのでしょう?当時の加工技術では裏蓋を底部まで回り込ませないと、精度や強度が保てなかったのでしょうか?

面白いデザインだなと思う反面、このデザインになった理由に興味津々です!

矢印(OPEN)マークの入った樹脂製のフタは電池室です。

当時はHM-N型水銀電池を2個使用していましたが、現在では水銀電池はありませんので、関東カメラサービスの水銀電池アダプター(HM-N(NR52)アダプター)を介して、SR44を使用しています。
(うっかりすると、この水銀電池アダプターがボディより高かったりして!(笑))

水銀電池アダプターというのは…ライトマニアの皆さんならお分かりですね!そう、スペーサーのことです。

手短にある絶縁体とアルミホイルなどを組み合わせて、手作りなんてことも可能ですが、ぶるじょわなワタクシは一級品を使っております(爆
画像

最後は搭載しているレンズ…ROKKOR-QF 40mm F1.7です。

QFということは、4群6枚構成でしょうか…正直な話、このレンズが使ってみたいがためにHI-MATIC Eを入手したと言っても過言ではありません!

実際に使ってみると、ROKKORらしい繊細にして、ちゃんと芯のある素晴らしい描写をしてくれます。

但し、そこは旧レンズ、逆光耐性などは低いようで、晴天下で撮影するとややフレアっぽい描写をすることも…

汎用でもいいので、フードを付けてあげると良さそうなのですが、ラバー製汎用フードを付けてみたところ、ファインダーがかなりケラれてしまいます。

専用フードが入手できれば良いのですが、それも難しそうですので、金属製でスマートなデザイン(つまり薄い)の汎用フードを探してみようと思っています。

さて、まだフイルム1本しか使っていなのですが、偉そうにファーストインプレッションなどを書いてみました(汗

フイルムにキズが付くという難点があるのですが、やはり気に入った機体ですので、本日(9/10)、PENTAX SPFと共に修理&オーバーホールの旅へ旅立っております(笑

もちろん、どちらも難アリの機体ですので修理不可の可能性もあると思いますが、どうなって帰って来るのか、今からワクワクしています!

できることなら、綺麗に修理されて、これからも撮影を楽しませてくれることを願っています♪

撮影データ
Canon PowerShot G6

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは
外見が綺麗なだけに残念ですね。
でも、ブルジョアなニャん丸さんは修理に出されたのですね。
無事直ると良いですね。
裏ブタのデザインは単純にパトローネを入れやすくするためだと思っていました。
最近研究用にもう一台手に入れたのですが(笑ファインダーの見え味が随分違っておどろきました。
片方は割と透明なファインダーに黄色い距離計の像が浮かんでいて、もう一台は青っぽいファインダーに黄色い距離計の像が浮かんでいるんです。
距離計の像の見易さは後者が良い感じです。
これが経年による物か、製造年によるパーツの変更なのかよくわかりません。
あと、フードですがマップカメラのオリジナルメタルフードとエクステンションフードの組み合わせが良さそうかなとも思っています。(まだ試していません)
TAKE
2007/09/11 00:14
ふーむ・・・
カメラによっては、フィルムパトローネの遮光用のビロード布みたいなやつを、フィルム走行面に貼り付けてるやつがありますよね。

何か貼り付けることによって、若干巻上げが重くなるかも知れませんが、フィルムのキズは防げるのでは・・・

あっ、もちろん素人の思いつきですから、専門家の意見を訊いてくださいねっ!
98k
2007/09/11 22:55
傷、無事に修正できると良いですね。
お写真を見る限り、可能性は高いと思いますが。
フードなんですけど、専用品は極めて入手が難しいと思います。どっちにしても、ファインダーがけられない程度の短いフードだと、効果の方も?ですよね。
で、ワタクシは開き直って、つばの長いバイザーを目深にかぶって、レンズに強い光が入らないようにしておりました。
TOMO
2007/09/11 22:59
皆さん、おはようございます♪

TAKEさん、おはようございます♪

エヘヘ!いよいよ修理に出してみました。
後日、その結果もラティコンで紹介いたしますね!
裏蓋のデザイン…言われてみれば、そうですね!しかし、最近ではあまり見かけないのはなぜでしょう?思ったほど便利でもなかったのかなぁ…
HI-MATIC Eにも前期型と後期型があるそうで、TAKEさんのファインダーの見えの違いもそれかな?
黒いHI-MATICも欲しくなっちゃいますね(笑

98kさん、おはようございます♪

ビロード布…
以前、TOMOさんがおっしゃっていたモルトの代わりに遮光用に使われた布のことかな?
実は私は布張りのカメラを見たことがないんですよ!
(…と、98kさんやTOMOさんよりちょっと若いと主張してみる(笑))
現在、修理へ出していますので、万が一、修理不可だった場合は、ダメ元で色々試してみますね!
ニャん丸
2007/09/12 07:26
TOMOさん、おはようございます♪

無事修理されるのが、本当に楽しみです♪
汎用フードもなかなか難しいですね…ファインダーがケラれなくても、レンズがケラれてしまうとか、試してみないと分からなさそうです。
TOMOさんはバイザーを使っていたのですか?
つばの長いバイザー…何だかガッチャマンが脳裏に(笑
今後まだ旧カメも増えそうですので(汗)、汎用フードも色々試してみようと思っています!
ニャん丸
2007/09/12 07:37
こんばんは。
私のは外観結構さびてます。まあ古い物ですからね。
モルト交換済みのもなのでがんがん使えそうです。
私もオークションでしたが、HI-MATIC Eにしては安価に落札できたので心配でしたが、まともに写ったのでホッとしてます。
こうなるとブラックボディも欲しくなってきてたりして^^;
汎用フードはとりあえず金属の物を購入して使うつもりでいます。
ブルジョアな修理で直ってくると良いですね。
林檎狂
2007/09/12 20:32
林檎狂さん、こんばんわ♪

林檎狂さんのHI-MATICはサビがあるのですか…実は私のSR-T101も軽くサビが浮いています(汗・笑
この時代のカメラって、手の汗とかで結構サビがでましたよね!
まあ、内部までボロボロになっているのでなければ、それはそれで仕方ないと思います。
旧カメはシルバーボディの方がカッコいいと思っているのですが、精悍なブラックボディも気になりますよね〜♪
一桁値段が上がってしまいそうですが、綺麗な黒を見つけたら、私もいってしまいそうです!!
ニャん丸
2007/09/12 22:07

コメントする help

ニックネーム
本 文
minolta HI-MATIC E Latitude Complex/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる